北朝鮮の脅威、欧州も肌で感じ始めた…韓国がやるべきこと(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.30 15:47
一方、北朝鮮は内部の不安や動揺の可能性を最小化するための措置も併行してきた。核兵器がなかった時代にしたような「要塞化」をまた推進して南側に対する防御体制を強化し、住民の政治思想と文化生活領域で韓国の残滓を清算し、韓国を徹底的に敵と規定した。実際、韓半島分断生活、北朝鮮内の韓流はこの1、2年のことではないが、このように格別に内部統制を強化したのはロシアとの協力強化、特に派兵に向けた事前措置の一環だった可能性を排除しがたい。
韓国軍が対北朝鮮拡声器で派兵の事実を知らせているため、北朝鮮政権は成果がある場合は最大限に膨らませて内部に直接派兵を伝える可能性がある。その場合、派兵兵士の「愛国的情熱と戦闘的勇猛」は基本で、生還した人たちは「戦闘英雄」となり、彼らを戦争現場に送って実戦経験を積ませた金委員長の「度胸」と「気迫」は称賛の対象になるだろう。すなわち、北朝鮮内部の不安を緩和し、体制を結束させるのにこの上ないストーリーとなる可能性がある。