中国で「改正反スパイ法」によって初めて韓国人拘束…在中韓国大使館「領事助力提供中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.29 06:42
中国で昨年7月から施行された改正反スパイ法違反容疑で韓国人が初めて拘束された事実が確認された。
28日、在中韓国大使館などによると、昨年12月中国安徽省合肥市にあるメモリー半導体企業「長鑫存儲技術(CXMT)」に勤務していた50代韓国人Aさんが自宅から市の国家安全局所属の捜査官に連行された。Aさんの家族は当時捜査官がスパイ罪容疑が書かれた「指定場所監視居住通知書」を提示したと明らかにした。Aさんは5月に中国検察が拘束した。在中韓国大使館側はAさんの事件を認知した直後から必要な領事助力を提供してきていると明らかにした。だが、具体的な認知時点は明らかにしなかった。家族はAさんが拘置所に収容されて5カ月間、持病の糖尿病の薬ももらうことができなかったとし、来月と予想される裁判を受ける前に韓国で調査を受けられるようにしてほしいと外交当局に訴えた。