【社説】世界的中枢国の試験台になる「派兵挑発」対応=韓国
中央SUNDAY/中央日報日本語版2024.10.27 10:24
ウクライナ政府が初めて提起した北朝鮮軍1万2000人のロシア派兵疑惑を18日に韓国国家情報院が公式確認してから立証する証拠が出続けている。生々しい動画と衛星写真などがあふれると慎重な態度を見せていた米国と北大西洋条約機構(NATO)も「北朝鮮軍の派兵の証拠を確認した」として深刻な懸念を示した。だが北朝鮮とロシアはむしろ開き直った態度を見せている。ロシア外務省は韓国のウクライナ支援拡大の可能性に対する脅迫をはばからないかと思えば、ロシアのプーチン大統領は「北朝鮮と何をどのようにするかはわれわれが処理すること」と話した。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は一昨日、「北朝鮮のロシア派兵は韓半島(朝鮮半島)と欧州を超え世界の安保を脅かす挑発。朝ロ軍事協力の進展度合いにより段階別に国際社会とともに必要な措置を取っていくだろう」と警告した。これに伴い、対空防衛武器と殺傷武器支援など多様な選択肢が議論されている。