【社説】韓国の成長率不振、「経済の鮮明な青信号」はどこへ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.25 16:05
信じていた輸出までが悪化し、7-9月期の韓国経済は不振を免れなかった。韓国銀行(韓銀)が昨日発表した7-9月期の実質国内総生産(GDP)は前期(4-6月期)比0.1%増にとどまった。マイナス成長だった前期(-0.2%)よりは改善したが、8月の韓銀の予想値(0.5%)を大きく下回った。これまで成長を牽引してきた輸出が前期比-0.4%と後退した影響が大きかった。情報技術(IT)の輸出増加傾向が鈍化し、自動車・化学製品・電装など非IT品目の輸出も減少した。これを受け、輸出から輸入を差し引いた純輸出の成長寄与度が-0.8%ポイントとなった。輸出不振が成長率を1%近く引き下げたということだ。民間消費が0.5%増となるなど内需が回復傾向である点は幸いだ。
証券業界の一部では予想より低い7-9月期の成長率を「ショック」と表現した。韓銀の今年の成長率予測値2.4%の達成も事実上水の泡となる雰囲気だ。国内の建設投資不振が来年も続く可能性が高く、中国の景気鈍化と米大統領選挙による不確実性もあり、今回の成長率不振は一時的な現象にとどまらないことも考えられる。特に米大統領選挙でトランプ前大統領が当選する場合、彼が公言した関税リスクが輸出に大きな悪材料となることにも備えなければならない。