尹大統領、北朝鮮軍のロシア派兵で緊急会議…大統領室「ウクライナへの殺傷武器支援を排除せず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.19 12:33
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が18日、北朝鮮がロシアを支援するためウクライナ戦争への大規模派兵を決めたことに関連し、緊急安全保障会議を開いた。大統領室は「こうした状況を座視せず、国際社会と共同で可用なすべて手段を動員していく」とし、強硬対応を予告した。対北朝鮮情報筋は「北の軍は『暴風軍団』と呼ばれる最精鋭特殊作戦部隊の第11軍団所属4個旅団(1万人規模)兵力を派兵すると予想される」と話した。
尹大統領は国家安保室と国防部、国家情報院の核心関係者らが出席した会議で、朝ロが密着して戦争支援情報を共有し、軍事物資の移動を越えて北朝鮮の実質的派兵につながった状況に対して懸念を表した。大統領室は「現状況はわが国はもちろん国際社会に向けた重大な安保脅威という認識で一致した」と明らかにした。また「政府は友好国との連携の下、北のロシア派兵の動態を初期から綿密に追跡してきた」とし「今後も関連状況を綿密に注視しながら必要な措置を積極的に講じていく計画」と伝えた。