韓江エフェクト…世界文学界も注目 「ポスト韓江は誰?」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.14 11:09
韓国人小説家の韓江(ハン・ガン)氏のノーベル文学賞受賞は、これまで世界文学の外縁に留まっていた韓国文学の地位を大きく引き上げるだろうとの展望が出ている。アジアはもちろん、欧州や米国などの地で韓江氏の小説が飛ぶように売れていて、まだ翻訳されていない韓江氏の本を翻訳したいという依頼も続いている。いわゆる「韓江エフェクト(効果)」が国内外の書店界の雰囲気を熱くしているなかで、「ポスト韓江」にも関心が集まっている。
今回ノーベル文学賞の一報が伝えられる前まで韓国文学の最も大きな事件は2016年韓江氏のマン・ブッカー賞受賞だった。世界3大文学賞と呼ばれる英国マン・ブッカー賞受賞の効果はすごかった。これをきっかけに外国文学界が韓国人作家の作品に再び注目するようになり、海外読者の関心も急激に上がった。