450兆ウォンクルーズ船市場、関心も持たれず…韓国造船の受注率「0%」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.14 07:16
12日午前7時、7万5000トン規模のクルーズ船「ノルウェージャン・スピリット」が仁川(インチョン)港に入った。世界のクルーズ運航会社トップ5に挙げられるノルウェージャン・クルーズラインが運航するこの船は、乗客規模が1972人、長さは268メートルに達する。航海する際に船が水に浸る部分が37メートルだ。
ノルウェージャン・スピリットは今月初めに横浜を出発し日本国内の港湾を経て11日に済州(チェジュ)、この日仁川に着いた。コロナ禍収束と多国旅行のトレンドが「韓国→中国」から「韓国→日本」に変わってこうした路線が増加しているという。富裕層の旅行とされるだけに旅行者の支出も相当なものだ。昨年BCカードはクルーズ船入港日になると地域商圏の売り上げが最大30%増加するという分析を出したりもした。国際クルーズ船協会(CLIA)によると、世界のクルーズ観光客は昨年3170万人で、コロナ禍前の最高値だった2019年の2970万人を超えた。CLIAは今年3470万人、2027年には3970万人がクルーズ船に搭乗するものと予想した。