韓国の自殺率、9年ぶり最高水準
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.05 13:43
昨年、韓国では一日平均38.3人が自殺をしたことが分かった。特に10代の自殺率は1983年の統計作成開始以降で最も高かった。統計庁が4日に発表した「死亡原因統計」によると、昨年の全体死亡者数は35万2511人と、前年比で5.5%減少した。人口10万人あたりの死亡者数である粗死亡率も前年比5.3%減の689.2人だった。
死亡の原因はがん(24.2%)が最も多く、心臓疾患(9.4%)、肺炎(8.3%)、脳血管疾患(6.9%)、故意的自害(自殺、4%)、アルツハイマー病(3.2%)、糖尿病(3.1%)の順だった。がんは1983年以降引き続き死亡原因1位。がんの死亡率は肺がん、肝臓がん、大腸がん、すい臓がんの順に高かった。死亡者数が減少したのは2019年以来4年ぶり。