米大統領選を1カ月後に控え 韓米防衛費交渉が妥結(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.10.05 10:13
2026年から5年間適用される第12次韓米防衛費分担特別協定(SMA)が2日に妥結したと、韓国外交部が明らかにした。防衛費交渉を行うたびに最大の争点となった初年度総額引き上げ率は8.3%で、毎年の分担金を物価に連動して引き上げることにした。文在寅(ムン・ジェイン)政権当時に適用されて批判を受けた国防費引き上げ率連動方式は廃止することにした。
韓国外交部は4日、「4月に公式協議を始め、5カ月間に計8回の集中的な協議をした結果、8回目の会議(先月25-27日、1-2日)で交渉を最終妥結した」とし「第12回SMAの有効期間は2026年から2030年までの5年間」と明らかにした。今回の交渉の首席代表は韓国側は李泰雨(イ・テウ)韓米防衛費分担交渉代表が、米国側はリンダ・スペクト国務省政治軍事局補佐官が務めた。協定の仮署名は3日に行われた。