韓国銀行の通貨政策転換に青信号…物価3年6カ月ぶり1%台に進入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.02 17:15
物価上昇率が3年6カ月ぶりに1%台に落ちた。野菜類物価がやや上がっているが、全般的な物価上昇は弱まった。秒読みに入った韓国銀行の通貨政策転換にも青信号が灯った。
韓国統計庁が2日に発表した「9月の消費者物価動向」によると、先月の消費者物価指数は114.65(2020年=100)を記録した。1年前より1.6%上がった。2021年3月の1.9%以降で初めて1%台に下がった。2021年2月の1.4%以降で最も低い。2%台とする韓国銀行の物価安定目標値を下回る。崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官は、「物価が下方安定傾向で定着する様相」としながらも、「国際原油価格の変動性拡大、異常気象にともなう農産物価格の上昇など不確実性が残っており緊張は緩めていない」と話した。