イスラエル、ヒズボラ隊員の動線をデータベース化…声まで分析していた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.01 08:13
レバノンの武装組織ヒズボラ最高指導者ハッサン・ナスララ師の死亡によって、イスラエルがヒズボラ内部の情報をどのように獲得したのか関心が集まっている。外信はイスラエルのシギント(信号情報)担当8200部隊、イスラエル国防軍「アマン(参謀本部諜報局)」、視覚的イメージから情報を得る9900部隊などに注目した。レバノンでは1000人以上が死亡した一方で、ヒズボラの反撃を受けてもイスラエル人は1人も死亡していないことは、両者の情報力などの格差がもたらした結果だ。
フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、イスラエルは2006年ヒズボラとの34日間戦争当時、ナスララ師の暗殺に3回とも失敗した後、ヒズボラに対する情報収集方向を大幅に調整した。軍事的側面だけでなく政治的領域やイラン革命防衛隊との関係、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領との関係まで隅々まで網羅した。