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水害被災地域3回も訪ねた金正恩委員長…「愛民指導者」のイメージ強調

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.30 17:57
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が7月末に水害が襲った平安北道(ピョンアンブクド)を再び訪ね、「最短期間内に住宅建設を最上の水準で完工せよ」と指示した。2カ月ほどの間に3回にわたり被害地域を訪問し民心離反を遮断するのに力を入れているとみられる。

◇「被災者の苦痛を1日も早くいやさなくては…最急務」

 
朝鮮中央通信は30日、金委員長が前日に趙甬元(チョ・ヨンウォン)、李日煥(イ・イルファン)党秘書、キム・ヨンボク朝鮮人民軍副総参謀長とともに平安北道の洪水被災地域の復旧建設事業を現地指導したと報道した。金委員長は「被災者の苦痛を1日も早くいやし、被災地の生産および生活秩序を正常水準に回復させる問題は現在、わが党と政府に提起される最急務的な課題である」と強調した。

その上で「被害復旧事業は単に天災による被害をいやす問題ではなく、わが党の遠大な地方発展綱領を実現する重大な工程であるだけに、建設物の質を徹底的に保障することにいつも第一の力を入れなければならない」と指示した。

金委員長は復旧作業に投入された人材を称賛した。彼は「軍人建設者と被害復旧戦場に志願した青年突撃隊員はわが党が天のごとく見なす偉大な人民のための栄えある闘いの先頭に立った前衛闘士」とし、彼らの生活条件の保障に常に深い関心を払い重要な措置を取るだろうと述べた。

金委員長が水害被災地域を訪問したのは7月28日、8月8~9日に続き3回目だ。金委員長は鴨緑江(アムノッカン)氾濫直後の7月28日に平安北道新義州市(シンウィジュシ)と義州郡(ウイジュグン)で救命ボートに乗り込んで被災現場を視察し住民救助を指揮した。続けて7月29~30日には現地で政治局非常拡大会議を開き、水害の責任を問い幹部を交代した。続けて8月8~9日には義州郡を訪れ被災者1万5400人を平壌(ピョンヤン)に移住させるようにした。

◇「双十節控え民心管理」

北朝鮮では基盤施設と物資が不足している上に経済難まで重なって水害被害復旧が進まない状況だ。こうした中で金委員長が民心離反を防ぐため連日愛民指導者のイメージを植え付けるのに力を入れているという分析が出ている。8月8~9日に金委員長が義州郡を訪れた当時は労働新聞が関連写真を44枚も掲載し、金委員長が被災者がとどまるテントに入って子どもを抱き上げ、泣く子どもたちの手を握る場面を大々的に報道した。

これと関連して、韓国統一部の具炳杉(ク・ビョンサム)報道官はこの日の定例会見で「(金委員長が)短い期間に何回も水害復旧状況を取りまとめるのはやや異例。10日の労働党創建日(双十節)を控え水害復旧の早期完了を促し民心管理に気を使っているとみられる」と説明した。

◇キューバ大統領に「関係発展に大きな関心」

一方、金委員長は伝統的友邦との関係強化にも努力している。キューバ大統領府のホームページとSNSなどによると、北朝鮮のハン・スチョル駐キューバ大使は27日、ハバナでディアスカネル大統領を表敬訪問した。キューバ大統領府によると、ハン大使は面談で「金委員長が『キューバとの歴史的関係発展に大きな関心を傾けている』と強調し、『両国関係は北朝鮮住民の自負心の源泉であり大切な遺産』と(金委員長が)話した」と伝えた。

韓国とキューバが2月の修交後初めて24日に外相会談を持った中で北朝鮮もまた、キューバとの接触面を広げようと試みているとみられる。ただ北朝鮮メディアはこの日までハン大使のディアスカネル大統領表敬訪問のニュースを報じていない。北朝鮮は2月に韓国とキューバが修交してから国営メディアでキューバに対する言及を控えることで遠回しに不快感を示している。

◇韓国外交部「ロシアは責任感を」

一方、北朝鮮はロシアとも違法な軍事協力を主軸とした共生関係を継続している。ロシアは最近金委員長が追求する「事実上の核保有国」の地位獲得に力を与えるような動きも見せている。ロシアのラブロフ外相は27日、外務省ウェブサイトを通した質疑応答で「北朝鮮に使われる『非核化』という用語自体がすべての意味を失った。われわれにとってこれは終結した問題」と主張し北朝鮮非核化否定論に同調した。

ラブロフ外相のこうした発言に韓国外交部はこの日「深刻な遺憾を示す」として反発した。外交部当局者は「ロシア外相の言及は国連安保理常任理事国であり核拡散防止条約(NPT)体制創設主導国の一員としてロシアの責任と義務を自ら破った極めて無責任な発言。ロシアは安保理常任理事国であり、国際非拡散体制創設主導国として責任感を持って行動しなければならない」と指摘した。

その上で「われわれはわれわれの安全保障を脅かすいかなる行為に対しても国際社会とともに断固対処し相応の措置を検討するだろう」と強調した。

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