3年間利子も返せない限界企業が16.4%…正常企業にも悪影響=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.27 14:06
「稼いだお金で利子も返せない」状態で3年を耐えてきた限界企業の比率が昨年末16%を超えた。限界企業が急増した業種では売上が減り、利率が上昇する「否定的な外部効果」が現れる場合があると韓国銀行は警告した。
26日、韓国銀行の報告書「金融安定状況」によると、昨年末基準で外部監査を受けている全体企業(2万8946社)のうち16.4%(4761社)が限界企業であることが分かった。1年前(15.5%)に比べて0.9%ポイント増加した。企業の負債全体のうち限界企業の借入金の比重は1年間で17%から26%に増えた。韓国銀行は、営業利益を金融費用(利子費用)で割った利子補償倍率が3年連続1未満の企業を限界企業と定義している。収益を上げても利子を返済することができない状態が3年間続いた、いわゆるゾンビ企業だ。