【時論】「ソフトウエア中心製造業」に韓国の未来がある
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.26 17:54
「テスラの工場はデータを中心に組まれている工場だ」。テスラと働いたことがある米国の専門家がした話だ。筆者が米国出張中に世界的なデジタル転換専門家らが集まったカンファレンスで、ソフトウエア中心製造業(SDM)を話題に対話した中でこうした話が出た。
テスラが「データ中心工場」を運営しているというのはどういう話なのか。モノのインターネット、デジタルツイン、人工知能(AI)、仮想PLC制御装置、ロボットなど、自動化とスマート化技術が発展しているという意味だ。ハードウエアがしていた部分をソフトウエアが代替し、これらの技術を供給する供給会社の生態系が形成されたという意味だ。こうした工場がソフトウエア中心工場だ。こうした工場を土台にした製造業をソフトウエア中心製造業といえる。ここではソフトウエアシステムを活用して開発、製造工程活動、供給網連結活動を統制して調整する。