開城工業団地連結道路に20メートルの防壁…「南北交流の象徴」ふさいだ北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.25 16:40
北朝鮮が最近開城(ケソン)工業団地に向かう京義(キョンウィ)線道路を遮断する大型構造物をいくつか設置したことが明らかになったと米政府系ラジオのボイス・オブ・アメリカ(VOA)が25日に報道した。「北南交流協力の象徴として存在していた京義線のわが方の区間を完全に断ち切れ」という1月の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の指示により北朝鮮が韓国との断絶の意志を改めて強調したものと分析される。
VOAはこの日、民間衛星会社プラネットラボの先月の衛星写真を根拠に、「北朝鮮が開城工業団地に向かう京義線道路に大型防壁3~4個を建設した」と伝えた。この構造物の用途は明らかでないが、15メートル間隔で建てられ、幅20メートルの道路を完全に防ぐ構造だとVOAは伝えた。南北軍事境界線(MDL)から北側に約320~350メートル地点だ。