ハリス氏・トランプ氏、7大激戦州で1%差…「海外有権者の票も重要に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.24 07:54
米大統領選挙が超接戦構図に向かい、民主・共和両党が海外有権者の票の確保に動いている。海外駐留米軍、海外社員、留学生など計900万人と推算される海外有権者はこれまで投票参加率が低調だった。しかし主要激戦地では1%ポイント前後のわずかな得票率で勝負が決まるところが多数出てくると予想され、海外有権者の票も重要になっている。特に約160万人と把握されるペンシルベニア州など7大激戦州出身の海外有権者の支持を得るための戦いが激しい。
22日の米政治専門メディア「ポリティコ」によると、民主党全国委員会(DNC)は海外に居住する激戦州出身有権者を対象にした在外投票督励キャンペーンに45万ドル(約6460万円)以上を投入している。テレビやソーシャルメディア、米有権者が多数居住するカナダ全域の広告看板、郵便物広告などにかかった金額だ。民主党は海外居住有権者の約80%が民主党支持者と把握されるという自己分析結果に基づき、在外投票の督励に積極的だ。