【時視各角】尹錫悦政権の核心リスクとなった大統領夫人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.20 15:58
民心が本当に分からないのだろうか。秋夕(チュソク、中秋)連休だった15日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が障害児童施設を訪れて奉仕活動をしたという記事を見ながら出てきた嘆きだ。大統領夫人が不遇な人たちを助けることは政界の長い慣例であり社会統合に寄与するイベントとみることができる。しかし問題はタイミングだ。連休直前の12日、金氏と関連がある2つのニュースが出てきた。
1つ目、ソウル高裁が金氏がかかわった疑いが提起されたドイツモータース事件の2審で「銭主」ソン氏に対して1審の無罪判決を覆し、株価操作ほう助容疑で懲役6月、執行猶予1年の有罪を言い渡した。法曹界ではかなり以前からソン氏の容疑が金氏と似ているためソン氏の判決が金氏の起訴に大きな影響を与えるという見方があった。今回の2審判決で検察は金氏も起訴するべきとの世論の圧力を受けることになった。