中国電気自動車の疾走、補助金だけのおかげ?…関税で対応する西欧の錯覚(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.20 14:08
7万台から120万台に。
2020年に7万台だった中国の電気自動車輸出台数が3年間で17倍に増えた。「低価格攻勢」で出発した中国電気自動車(プラグインハイブリッドなど含む)が今では世界市場の主流を狙っている。メキシコとタイではすでに中国ブランドの市場シェアが10%に迫っている。中国電気自動車の競争力の源泉は政府の補助金だ。2009年からエコカー育成政策を始めた中国政府は補助金を通じて研究開発(R&D)を支援してコストを抑え、価格競争力を確保できるようにした。ドイツのキール(Kiel)経済研究所の4月の報告書によると、BYDは2018-22年に中国政府から34億ユーロ(約5410億円)の直接補助金を受領したと推定される。