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【コラム】大韓体育会、後輩のために生まれ変わらなければならない(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.18 15:39
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今回のパリオリンピック競技は若手選手の誇らしい結果で国民に喜びと希望をもたらしてくれた。しかしある女性選手の指導部に対する批判のために、社会的関心と反省を誘発した。溜まっていた体育会と指導部に対する懸念が表面化したためだ。あってはいけないことだ。若く有能な選手たちの将来のために責任を負うべき課題となった。

◇国家代表のメダルと人生の幸福

 
かなり以前、日本であった先例が脳裏に思い浮かぶ。若い高等学校の女子生徒が卓越した水泳記録を立てた。体育会は世界的な選手に育てたいので選手村に来るよう勧誘した。選手共同生活の実状を知った両親は、大切な娘を国家代表選手にするために娘の幸福に支障をきたしたくないと考え、娘に考えを聞いてみた。娘の返事は両親よりも先を行っていた。自分の大切な人生を国家代表のメダルと変えたくはないと断った。その両親は何を懸念したのか。体育同僚の人格水準と指導者の品格が一般社会水準よりも遅れているという考えだっただろう。愛する娘の人生を体育機能とメダルの価値と交換することはできないということだ。

◇体育界の人格と品位

今回の女性選手が指導部の革新と体育界の改革を暗示した内容も社会的に見れば同じ評価だっただろう。体育界とともに、政府次元から改革の契機にしなければならない課題として登場したのだ。

問題の核心は体育指導部の教養と体育界の自己反省だ。彼らの教養が若手国家代表選手を育成するほどの水準になっているのか、体育界の人格と品位が芸術など文化的創造界と比べて対等な資質と資格を備えているのかが問題だ。指導者が後輩の教養と人格水準以上の精神も備えていなければ責任を引き受ける資格がない。

サッカー協会に対する失望も同じ性格の事例だ。政治的目的を導入して体育の純粋性を蝕んでもいけないが、コーチや監督になったからといって有能で将来性がある後輩選手たちの成長と人格に傷を与えてはいけない。職責として引き受けた重い責任のある人は、有能な後輩を育てるために自己反省と品格を高めていかなくてはならない。体育界はもちろん、韓国社会の皆がより良い社会、さらに優秀な人材養成という義務を疎かにしてはいけない。

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