【コラム】大学の優秀人材の誘致なければ大韓民国の未来もない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.17 15:38
◇「所得基盤奨学金」増やして人材の育成を
このような意味で16年間続いた大学登録料の凍結は大学の競争力に大きな被害を与えた。大学が一定水準登録料を引き上げれば国家奨学金(2型)支援を制限するなどの規制は不適切だ。大学登録料の自由化が必要だ。同時に、所得にともなう奨学金も大幅に拡充しよう。筆者が在職したコーネル大の学費は年間1億ウォン水準だが、このうち約4000万ウォンを低所得層子女の奨学金として使う。両親の年間所得が8000万ウォンを越えなければ学費は無料だ。我々も登録料を上方修正し、政府の支援を増やして大学が競争力を備えることができるような空間を作らなければならない。同時に貧しい家庭の子どもたちはお金の心配をせずに高等教育を受けることができる環境を作ろう。