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暗殺未遂犯「MAGA?MASA…トランプ、米国人を奴隷にする」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.16 12:05
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15日(現地時間)、米フロリダでドナルド・トランプ前米大統領の暗殺を試みた容疑で逮捕された容疑者は、数回にわたってトランプ元大統領を批判する発言をしており、ウクライナ支持のために活動した前歴があると現地メディアが伝えた。容疑者の家族は、暗殺を企てるような人物ではないと主張した。



 
ニューヨークタイムズ(NYT)などの外信を総合すると、トランプ前大統領が所有するフロリダ州ウェストファームビーチ所在のゴルフ場で暗殺しようとして摘発され逮捕されたのは、ハワイ出身の住宅建設業者ライアン・ウェスリー・ラウス容疑者(58)だ。

CNNはラウス容疑者がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でたびたび政治的な意見を述べ、時折トランプ前大統領を批判していたと伝えた。ラウス容疑者は7月、トランプ前大統領を狙った銃撃が発生した後、X(旧ツイッター)にカマラ・ハリス副大統領に対し、「あなたとバイデンはトランプ集会で負傷した人々がいる病院を訪問し、死亡した人の葬儀に参加すべきだ」と提案するコメントを書いた。ラウス容疑者は続けて「トランプは彼らのために何もしないだろう」と述べた。

4月にはXの投稿にバイデン陣営のアカウントをタグ付けし、「バイデン陣営を『米国を民主的で自由に維持せよ』という意味の『KADAF(Keep America Democratic And Free)』のような名前で呼ぶべきだ」と書いた。続いて「トランプ陣営は『MASA(Make Americans Slaves Again、米国人を再び奴隷に)』にすべきだ」とし「民主主義は投票用紙にあり、我々は負けることはできない」とも記した。トランプ氏のスローガン「MAGA(Make America Great Again、米国を再び偉大に)」を皮肉ったものだ。

NYTによると、ラウス容疑者は2022年にロシアがウクライナに侵攻した後、ロシアに向けた暴力的な発言を投稿した。ラウス容疑者は「ポーランドのクラクフに飛んでウクライナ国境に行って戦って死ぬ用意がある」と書いた。

実際、NYTは昨年、ウクライナを支援する米国人にインタビューする過程で、ラウス容疑者と接触したことがあると明らかにした。メディアは、ラウス容疑者がタリバンに反対するアフガニスタン軍人をウクライナに投入する案を考えていたと伝えた。

一方、ラウス容疑者の息子のオラン・ラウス氏はCNNに、父親が暗殺を試みるような人物ではないと主張した。オラン氏は「すべてが、ただ誇張されたことであれば良いと思う」とし、「父は父らしく暴力的なことはしない」と述べた。

また、「私は父を愛情深く正直で勤勉な人として描写する以外には何も言えない」とし、「私が知るその人は狂ったような行動はしない」と述べた。

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