【社説】韓国原発生態系復活の信号弾となった新ハンウル3・4号機建設
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.13 13:29
原子力安全委員会が昨日、慶尚北道蔚珍(ウルチン)新ハンウル原発3・4号機の建設を許可した。韓国水力原子力(韓水原)が2016年に建設許可を申請してから8年ぶりだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権の「脱原発政策」で中断した新ハンウル3・4号機の建設が可能になり、崩れていた原発生態系の復元と安定的な電力供給も期待できることになった。
新ハンウル3・4号機は政権によって変わる原発政策の象徴となってしまった。金大中(キム・デジュン)政権だった2002年に建設が本格的に推進され、2015年に「第7次電力需給基本計画」に反映された後、2017年2月に発電事業の許可を受けた。しかし文在寅政権の脱原発政策で原発建設事業と審査がすべて中断し、新ハンウル3・4号機の建設計画も白紙化した。脱原発の廃棄と原発生態系の復元を掲げた尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権で建設審査を再開し、起死回生したのだ。