結婚した青年の年間所得、未婚より800万ウォン多かった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.11 13:14
結婚した青年の年間所得が未婚の青年より800万ウォン(約85万円)ほど多いことがわかった。韓国統計庁が10日に発表した「2022年25~39歳青年の配偶者有無別特性分析資料」によると、賃金労働者の青年のうち既婚者の年間中位所得は4056万ウォンで、未婚者の3220万ウォンより836万ウォン多かった。男性だけで見れば既婚者が5099万ウォン、未婚者が3429万ウォンで格差は1670万ウォンに広がった。既婚青年の就業者の割合は73.9%で未婚青年の72.8%より1.1ポイント高かった。
単純に結婚したからと年間所得が変わるものではない点から、経済力が高い人が結婚を選択する可能性が大きくなっていると解釈できる。いわゆる「有銭結婚、無銭非婚」の現象が統計として現れた形だ。韓国労働研究院が発表した報告書「労働と出産意向の動態的分析」にも同様の分析が入れられた。2017~2019年に30代前半の男性のうち所得下位10%では31%に結婚経験があるが、所得上位10%はこの割合が76%だった。