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アリエク、多様な商品と超低価格で攻略…「韓国顧客1700万人まで増やす」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.11 11:39
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中国の電子商取引(EC)サイト、アリエクスプレスが5年以内に韓国で1700万人以上の顧客を確保する抱負を明らかにした。多様な商品と超低価格競争力を武器に韓国のEC市場での位置づけを強化する考えだ。

アリエクスプレス・コリアの張鋭代表は3日、中国杭州のアリババ本社で記者懇談会を開き、「3~5年以内の目標はECプラットフォーム顧客の半分以上がアリエクスプレスを利用するようにすること」と話した。韓国のEC利用者数が3400万人である点を考慮すれば、1700万人を顧客として確保するということだ。先月基準でアリエクスプレス・コリアの月間アクティブユーザー数は669万人で、クーパンの3138万人、11番街の768万人に次ぐ3位だ。

 
実際にアリエクスプレスは他の国では海外通販として営業するが、韓国では国内主要消費財ブランドを出店させローカライズに力を入れている。昨年10月に韓国商品専門館の「K-venue」をオープンし、年末まで販売者手数料を免除している。

アリエクスプレスは今月中に海外直接販売事業も始める計画だ。海外で人気が高い韓国ファッション、韓国食品を同社のプラットフォームを通じて海外に販売し、韓国企業には海外輸出の機会を提供し、アリエクスプレスの世界攻略にも活用するという構想だ。

アリエクスプレスは親会社のアリババ・インターナショナルが入居する杭州余杭区未来技術地区のアリババ本社内のCキャンパスを4日に公開した。杭州このキャンパスは面積が201万平方メートルに達し、勤務者数だけ4万人とそれなりの都市に匹敵する規模だ。

AキャンパスとCキャンパスは系列会社のオフィスとして使われ、Bキャンパスはスタートアップが入居している。5月にオープンしたCキャンパスには3万人が勤める。98万平方メートルの広さに7棟の建物で構成された。

Cキャンパス内部には出入りだけでなく商品購入まですべての段階で顔認識により本人を確認した。建物各所には社内メッセンジャーにつながるQRコードがあり、モバイルアプリを通じて照明と冷暖房の温度を調節できる。キャンパス各所にはパトロールと清掃を担当するロボットがこまめに動き回っていた。

アリババは物流にも先端技術を大挙適用している。本社から1時間の距離にある物流系列会社チャイニャオの杭州物流センターは自動のベルトコンベアをはじめスマート分類システム、アップグレードされた無線タグ(RFID)など同社の物流センターのうち最新・最先端の施設を誇る所というのが同社の説明だった。

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    2024.09.11 11:39
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    アリエクスプレスのスタッフが物流倉庫の分類器に商品を入れる様子。[写真 アリエクスプレス]
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