「討論特魂」ハリスvs「ショーの強者」トランプ…きょうテレビ討論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.11 06:53
米国大統領選挙最大の分岐点になるテレビ討論が10日(現地時間)、ABC放送の主管でペンシルベニア州フィラデルフィアで行われる。主要激戦州で1%ポイント前後で勝負がつく可能性が大きくなり、90分間で行われる今回の討論の重要性がさらに増した。一部では、初めてテレビ生中継が行われた1960年ジョン・F・ケネディ民主党候補とリチャード・ニクソン共和党候補の間の討論以降、64年ぶりに最も注目される大統領選挙討論という評価もある。
討論前日の9日、カマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ前大統領は詰めの討論準備に専念した。ハリス氏は5日からペンシルベニア・ピッツバーグにあるホテルに泊まり込み、討論会場と同じような舞台をセッティングしてトランプ氏とみなした代役をスパーリングパートナーにして模擬討論訓練を繰り返した。この日夕方、フィラデルフィア空港に降り立ったハリス氏は「トランプが心配になるか」という取材陣の質問には答えずに専用車に乗り込んだ。