粗悪な起爆装置、想定より早く落下して作動…ごみ風船不時着は「北朝鮮のミス」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.10 17:58
最近北朝鮮が飛ばしたごみ風船による火災で韓国国民への被害が相次ぐ中、韓国軍当局はこれを意図的な爆発というよりは装置の誤作動で発生した意図せぬ事故と判断している。これに伴い、いまは「落下後に回収」という既存の対応を維持する考えだが、意図と関係なく実際の被害が発生し大型火災に広がる懸念もあるだけに特段の措置が必要という指摘も出ている。
韓国軍関係者は10日、「北朝鮮はごみ風船の爆発を通じて火災を意図しているのではないと考える。引火性物質もやはり見つかっていない」と話した。北朝鮮のごみ風船に対する過度な国民の不安感を和らげる趣旨の発言とみられる。