10世帯中4世帯が1人で暮らす時代…あなたも生涯に一度は「1人暮らし」[大韓民国1人暮らし報告書]
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.10 13:11
韓国で1人暮らしはだれでも生涯周期で1回以上経験する必修となった。韓国統計庁の2023年人口総調査基準で1人世帯は782万9035世帯で全世帯2207万世帯の35.5%に達した。一般的な世帯と認識される親子で構成された3~4人世帯の712万1007世帯(32.3%)より1人世帯がはるかに多い。行政安全部の住民登録人口統計上の1人世帯は3月に1000万世帯を突破し、先月は1009万7800世帯で全住民登録世帯の42%を占めた。韓国の10世帯のうち4世帯は1人暮らしということだ。
1人暮らしは青年、中高年、高齢者など世代と年齢に関係なく増加している。年齢別の1人世帯の割合は60~70代が38.7%で最も多く、39歳以下が29.5%で後に続いた。40~50代は28.9%だ。これは結婚と出産を必須と考えない若い層が増加した上に、期待寿命増加と核家族化で死別後に1人で暮らす高齢層が再び増えたのに伴った社会現象だ。また、結婚と職業に対する認識も変わり、離婚や単身赴任などで1人暮らしの様態も多様化している。仁川(インチョン)大学社会福祉学科の教授は「1人暮らしが年齢帯と関係なく主流になった。巨大な社会的な流れと認識し、必要な政策研究と実行などに向けた汎政府次元のコントロールタワーが必要だ」と話した。