半導体業況回復したと思ったら今度は「ダウンサイクル」の懸念提起
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.10 11:20
人工知能(AI)市場拡大でようやく訪れた半導体の春に、時期外れのダウンサイクル(業況下落)の懸念が提起された。1年近く上昇傾向を続けてきたメモリー半導体価格が小幅に下落してだ。しかし業界では一時的な停滞期の可能性であるとの見方を強めている。
市場調査会社のDRAMエクスチェンジによると、先月のPC用DRAM汎用製品(DDR4 8Gb1Gx8)の平均固定取引価格は2.05ドルで前月より2.38%下落した。DRAM固定取引価格はサムスン電子などメモリー半導体メーカーがアップルやグーグルなど世界的企業と契約する際の供給価格をいう。