訪韓した岸田氏、協力構想を出したが…歴史認識問題は越えられなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.09 06:37
9月末に退任する岸田文雄首相が6~7日、任期中最後の訪韓で「次の首相が誰になっても日韓関係の重要性は変わらない」と強調したが、来年国交正常化60周年を控えて、過去史(歴史認識)問題は相変らず越えなければならない山という指摘が出ている。
両首脳は今回の会談を通してさまざまな協力構想を公開した。第三国内の在外国民保護協力覚書を締結し、第三国で自国民を緊急避難させる時に協力し合うことを確認したほか、両国国民が相手国を訪問する時に自国空港で入国審査を前もって済ませられる制度の導入も積極的に議論することにした。政府消息筋は「来年国交正常化60周年を控えて関係改善の恩恵を両国の国民が体感できるさまざまなアイデアが一つずつ現実化するだろう」と説明した。