<サッカー>監督と“12番目の選手”の不和…韓国代表チーム、ホームがアウェーゲーム同然だった(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.09.07 11:36
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督に指揮棒を任せた韓国サッカー代表が新チーム発足早々、ファンの厳しい目にさらされている。2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次(最終)予選で対戦するチームのうち最弱体とみられていたパレスチナと無得点引き分けで終わった試合以降、選手団内外の雰囲気が落ち着かない。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング23位の韓国は、5日にソウル・ワールドカップ競技場で開かれたパレスチナ(96位)とのB組第1戦で、拙戦の末、0-0で引き分けた。相手が3次予選初出場だったうえ、ホームファンからの一方的な声援を背に負って戦うことから多くの得点勝利が予想されたが、結果は期待にはるかに及ばなかった。孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)、李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)、黄喜燦(ファン・ヒチャン、ウルバーハンプトン)らビッグリーグ舞台で活躍中のトップクラスFWを相次いで投じてもゴールが遠かった。むしろ相手の強い圧迫に押されてボールを死守しきれずに振り回されたり、威力的な逆襲で肝を冷やすシュートを許すなど何度もピンチに直面した。