岸田氏のお別れ訪韓、韓日首脳会談…「韓日関係発展させるのは歴史的責務」「意見の相違があっても対話を」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.09.07 10:01
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と日本の岸田文雄首相が、12回目であり現職としては最後の首脳会談を6日に行った。両首脳はこの日、3時間40分を共にした。1時間40分は首脳会談で、2時間は晩餐だった。2人の関係をより詳細に知ることができたのは青瓦台(チョンワデ)本館で行われた夫婦同伴の晩餐のほうだった。
尹大統領は晩餐の挨拶で「昨年3月の日本訪問以降、1年半の間に、ただ国益を思う心と岸田首相との強固な信頼を基に、未来に向かって力強く進むことができた」とし「今、両国国民は過去のどの時期よりも活発に交流していて、未来に向かう韓日関係の新たな歴史を共に刻んでいる」と述べたとチョン・へジョン大統領室報道官は伝えた。続けて「韓日関係の改善は決して順調ではない過程だった」とし「今後も予測しがたい難関が訪れるかもしれないが、揺らいではいけない」と述べた。続いて「韓日関係を発展させていくのは選択ではなく歴史的責務」とし「岸田首相が韓日関係発展のために、変わらず力添えをしてほしい」とした。