米国に続いて中国発「Rの恐怖」…ダンピング攻勢に韓国製造業は満身創痍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.06 06:56
韓国仁川(インチョン)の石油化学企業A社は、最近中国企業との競争のせいで頭を痛めている。中国産の製品価格が国産の80%水準まで落ちるからだ。A社は中国の競合会社がダンピング(安値で投げ売り)に近い水準で販売し、市場で通常価格では到底太刀打ちできない」とし「一応、価額を下げて対応してはいるが、いつまで耐えられるか分からない」と打ち明けた。
中国の景気低迷にともなう「低価格攻勢」によって韓国製造業には暗雲が垂れ込めている。中国の景気低迷は現在進行形だ。米国バンク・オブ・アメリカ(BoA)は4日(現地時間)、中国の今年の経済成長率見通しを従来の5%から4.8%に下方修正した。BoAに先立ちゴールドマン・サックスとJ.P.モルガン、UBSなど主要グローバル投資銀行(IB)も最近、5%未満に下方修正した。