訪韓したチェコ国家安保補佐官…「原発事業の最終契約締結を確信」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.05 11:03
チェコのトマシュ・ポヤール国家安保補佐官は4日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を表敬訪問した席で、「チェコとしては韓国とドコバニ原発建設事業の最終契約を締結することになると確信している」と述べたと、大統領室が伝えた。今年7月、韓国水力原子力(韓水原)が24兆ウォン(約2兆5900億円)規模のチェコ新規原発事業の優先交渉対象者に選定された後、競争入札に乗り出した米国の原発企業ウェスティングハウスとフランス電力公社(EDF)が異議申請をするなど法的措置に出た状況の中、韓国を後押ししたものと解釈される。
今月予定されている尹大統領のチェコ訪問の実務準備のために訪韓したポヤール補佐官は「チェコ政府は原発分野だけでなく産業・投資・防衛産業・交通・研究開発(R&D)などにかけて韓国と全面的な協力を強化することを希望する」とし「尹大統領のチェコ訪問が両国関係を画期的に強化する契機になるよう、準備に万全を期する」と述べた。