【コラム】お金を稼げず使うお金もない…動力落ちる韓国経済
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.03 13:02
家計が稼いで使って残った余裕資金、すなわち「黒字額」が減り続けているという統計が出てきました。実に2年、8四半期連続です。物価を考慮した実質所得が事実上ほとんど増えていないことが最初の理由です。経済は輸出中心に成長しているのに、所得が物価上昇に追いついていないからです。
存分に消費して黒字が減ったならば内需には助けになるはずなのに、利子と税金など非消費支出の増加が黒字減少の主な理由です。約2年前から金利が上がり始めたのが原因です。物価を抑えるために金利を急激に上げ、これを維持したために、家計が持続的に苦痛を味わっているという意味です。