【コラム】漂流する韓国医療、政府と医療界の対話急がなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.02 17:57
K-POPや韓国防衛産業のように私たちの自負心のひとつの軸だった韓国の医療(K医療)が数カ月にわたり漂流している。韓国政府と専攻医の強硬対立が半年を超えた中で不安な便りが周辺を固く締めつけている。このほどキム・ジョンイン前非常対策委員長の救急室たらい回し回顧談、民主党金翰奎(キム・ハンギュ)議員の父親の残念なエピソード、そして平凡な隣人たちの間に広がっている手術遅延の話で不安感は日増しに高まっている。
必須医療、地域医療、医大定員など複雑な問題が広く絡まり合っているのが政府と医療界の対峙であるので、まずK医療の核心から探ってみよう。最近ユーチューブには韓国に定着した外国人青年らが母国の両親を招いてK医療を誇るコンテンツが多い。彼らの目で見れば韓国の医療の特徴がよく見える。米国、英国などから来たユーチューバーの親らはソウルにきて腰痛治療を受けたり外反母趾の治療を受けたりする。