「韓国原発輸出」に待ったをかける米ウェスチングハウス、チェコは韓国側だが…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.01 10:11
韓国水力原子力が最近24兆ウォン(約2兆6259億円)規模のチェコ原発建設事業を事実上受注したが、来年3月の最終契約時までに解決しなければならない障害物がひとつある。競合企業のひとつだった米ウェスチングハウスの反発だ。
原発業界によると、ウェスチングハウスは先月26日、チェコの反独占事務所に陳情を出した。韓国水力原子力が先月17日にチェコ原発建設事業の優先交渉対象者に選ばれたことと関連してだ。①韓国水力原子力がウェスチングハウスの基本技術を活用しており②ウェスチングハウスを通じた米政府の同意なく第三者が使えるようにする権利はない――というのが陳情書の骨子だ。ウェスチングハウスは入札初期の2022年10月に米国の裁判所にも同様の内容で訴訟を起こし現在2審が進行中だ。