元米国家安保補佐官「文大統領のTHAAD撤回主張にトランプ氏『韓国が金出せ』激怒」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.28 09:21
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が大統領候補時代に高高度防衛ミサイル(THAAD)システム配備撤回を主張し、当選後に環境影響評価を実施することにしたことに対しトランプ前米大統領が激怒したとマクマスター元ホワイトハウス国家安全保障担当補佐官が明らかにした。これはトランプ氏が任期中に防衛費交渉などで韓国側にTHAAD関連費用を負担させるとして増額を圧迫した背景とみられる。
トランプ政権初期に外交安保政策を総括したマクマスター氏は27日に公開した回顧録で、「当時10億ドルに達する迎撃ミサイルシステム配備を再検討するという文氏の発言を聞いたトランプ氏は私に(THAAD配備費用を)韓国が自分で払わなければならないと話した」と書いた。マクマスター氏はトランプ氏が当時憤怒(angry)し激怒(incense)したと表現した。彼は「これに対しTHAADは米軍と韓国に居住する米国の民間人を保護する次元だと収拾しようとしたが効果がなかった」とした。