中国軍用機、日本領空を初めて侵犯…韓米連合演習中にKADIZにも40分間進入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.27 07:48
中国の軍用機が26日午前、日本の領空を初めて侵犯した。似た時間に韓中日防空識別圏(ADIZ)が重なる離於島(イオド)近隣の上空にも中国の軍用機が進入した。韓米連合軍事演習(UFS・乙支フリーダムシールド)が実施されている中で中国軍用機が日本領空と韓国防空識別圏(KADIZ)を進入し、その背景をめぐりさまざまな解釈が出ている。
日本防衛省は、この日午前11時29分から31分まで約2分間、中国人民解放軍情報収集機(Y-9)1機が日本領空を侵犯したと明らかにした。領空は国家の主権が及ぶ領域であり、中国軍用機が無断で日本領空に進入したのが確認されたのは今回が初めて。日本経済新聞によると、2012年には中国国家海洋局所属の航空機、2017年には中国海警局の無人機が日本領空を侵犯した。