韓国南海岸の養殖被害拡大…前年に続きまた「最悪の年」になるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.25 13:22
高水温による慶尚南道(キョンサンナムド)南海岸の養殖魚類被害が最悪に突き進んでいる。慶尚南道によると、17日から22日まで統営(トンヨン)、巨済(コジェ)、南海(ナムヘ)、固城(コソン)の262の養殖場で死んだ養殖魚類は1298万5000匹と集計された。「最悪の年」と記録された昨年の1466万匹、被害額207億ウォンを近く超えるだろうという見通しも出ている。これに対し漁民は魚に免疫増強剤を与えるなど被害を防ぐために全力を挙げている。
慶尚南道では2012年に初めて高水温被害が集計されてから、養殖場被害は毎年悪化する様相だ。2017年に343万匹が死に47億ウォンの被害が出たのをはじめ、2018年に686万匹・91億ウォン、2021年に1042万匹・117億ウォンと増加傾向が続く。行政と水産当局は気候変動により水温が上がり高水温被害が続いているとみている。