【韓半島平和ウォッチ】佐渡金山の世界文化遺産登録後の波紋…「強要された和解」は持続しない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.23 13:51
先月27日に日本「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録が決定して以降、その波紋が大きい。韓日関係に関連して広がった波紋は独立記念館長の任命をめぐる衝突と重なり、15日の光復節(解放記念日)慶祝式までが半分の行事に終わった。2つに分裂した大韓民国の政治と社会を見るのは気が重い。
どのようにこうした状況になったのか。一般的な外交交渉の観点でみると、今回の事案はこうした大きな波紋を残すほど問題があるとは見なしにくい。むしろ佐渡金山を世界文化遺産に登録することにした後、政府の不十分な対応が信頼を与えられず、論争が政争化されて波紋が大きくなってしまった。不信と政争化を引き起こした原因は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の韓日歴史問題に対する視点にあるとみることができる。