【時視各角】尹政権の経済政策、道を失う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.22 15:15
半導体の好況で輸出は好調だが、庶民の生活が崖っぷちに追い込まれていることを知らせる指標が次々と出ている。失業給与の新規申請が1年前に比べて7.6%増え(7月、11万2000人)、小売販売額が15年ぶりに最大幅で後退した(4-6月期、-2.9%)。国民年金の受給額が減るのを覚悟して操り上げて受ける早期受給者(新規)は昨年11万人を超え、2022年に比べて約90%増えた。多くの庶民が保険を解約し、カードローンや迅速融資で乗り越えている。深刻な二極化が韓国経済に広がっている。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権も民生回復に向けて熱心に取り組んでいる。にもかかわらず成果が上がらないのなら、政策の方向性と執行過程に問題がないか考慮しなければいけない。