女優チャン・シニョンが人妻との不倫疑惑が提起された夫のカン・ギョンジュンと「ひとつの家庭で暮らしたい。夫に対する行き過ぎた非難は自重してほしい」と呼び掛けた。

チャン・シニョンは１９日、自身のインスタグラムを通じて「久しぶりに安否を伝えるのに良くない知らせの後であいさつすることになり気持ちは楽ではない。これまで私たちの家族を大切にして愛してくれたすべての方に失望させた点を申し訳なく思う」と語り始めた。この日の投稿は昨年１２月以降今年に入って初めてだ。

チャン・シニョンは「これまで時間がどのように流れたのかもわからないまま、暗いトンネルのような日々を送った。ある日じっと目を閉じていたが久しぶりに訪れた静寂と平和がとても良かった。時間がこのまま永遠に止まったら良いと考えたが、その静寂を突き破って子どもが『ママ』と私を静かに呼んだ」とした。

そして「瞬間気分がすっきりした。最もつらい時間を過ごしたのはもしかしたら子どもたちだっただろう。心を傷つけ体験しなくても良いことを経験させた点を親として申し訳ないばかりだ」とした。

チャン・シニョンは「夫と多くの言葉を交わした。数えきれないほど自ら叱責し反省した。とても書き表せない苦痛の時間を過ごした。私たちはただ子どもたちのためもう一度ひとつの家庭で暮らしていこうと思う」と明らかにした。

その上で「夫に向けた行き過ぎた非難は自重するようお願いする。もしや子どもたちが接することにならないかと思い心配だ。今回のことで本当に多くの方が私に慰労と応援を送って下さった。その暖かい一言一言が私を再び立ち上がれるようにした。次はぜひ良いことで笑ってあいさつできたら良い」と締めくくった。

チャン・シニョンの夫であるカン・ギョンジュンは先月、不倫相手とされる女性の夫が提起した慰謝料請求訴訟で相手方の請求を受け入れる請求認諾で訴訟を終えた。

当時カン・ギョンジュンは「誤解と非難もまた私の不徳により始まったものと考えた。釈明したり事実と異なる部分を法的な手続きで争わず当事者の請求に応じることに決めた」という立場文を出した。

チャン・シニョンは２０１８年にカン・ギョンジュンと５年の熱愛の末に結婚した。チャン・シニョンが最初の結婚で産んだ息子と２０１９年にカン・ギョンジュンとの間に産まれた二男がいる。彼らはＳＢＳテレビの『同床異夢２』、ＫＢＳ第２テレビの『スーパーマンが帰ってきた』などで和やかな姿を見せていた。