先代会長も想像できないことが起きた…孫の鄭義宣現代自動車会長に迫る課題(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.13 11:32
「水素で後退はありません」。5月10日に京畿道竜仁(キョンギド・ヨンイン)の現代(ヒョンデ)自動車環境技術研究所で現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長はこのように話した。炭素排出のない水素エネルギー研究で現代自動車グループは世界で最もリードする企業に選ばれる。それだけ先に突破しなければならない技術的・事業的難題も多い。トヨタやBMWの成功公式を追いかけた時期とは違った競争をしなければならないという話だ。販売台数基準で世界3位からそれ以上を追求するいま、「鄭義宣研究」が10回にかけて紹介した鄭会長の前に置かれた課題を再び探ってみる。
◇「底の抜けた瓶に水を注ぐように見えても使命感」