韓国大統領室、安保2トップ交代…対北朝鮮強硬派が前面に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.13 07:47
12日、夏の休暇を終えて竜山(ヨンサン)大統領室庁舎に出勤した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が外交・安全保障ラインの連鎖人事を断行した。新任の国家安保室長に申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官を内定し、空席となる国防部長官候補者に金竜顕(キム・ヨンヒョン)警護処長を指名した。張虎鎮(チャン・ホジン)現国家安保室長は新設される外交・安保特別補佐官に移る。後任の警護処長候補には具洪謀(ク・ホンモ)元陸軍参謀次長らが挙がっている。
この日、大統領室ブリーフィング室で人選を発表した鄭鎮碩(チョン・ジンソク)秘書室長は申源湜氏について「現国防部長官として当面の安保懸案に対する理解度が高く、一寸の安保空白なく大統領を補佐して国家安全保障の責任を負う適任者」と説明した。金竜顕氏については「軍の要職を幅広く経験した国防・安保分野専門家で、軍の内外から厚い信望を受けてきた」とし「初代警護処長として軍の統帥権者の意中を誰よりもよく理解している」と伝えた。尹大統領は国家人権委員長に元公安検事の安昌浩(アン・チャンホ)元憲法裁判官を指名した。