「集団虐殺」vs「ハマス除去」…イスラエルのガザ学校爆撃めぐり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.12 11:41
イスラエルに対する国際社会の非難と休戦要求が強まっている。イスラエル軍がガザ地区の民間人が密集した学校を狙った攻撃を1カ月以上にわたり続けているからだ。10日(現地時間)にもイスラエル軍がガザ市の学校の建物を空襲し、約100人が死亡した。イスラエルは学校に潜伏したパレスチナの武装組織ハマスの隊員を除去するためだと主張したが、国連と欧州連合(EU)は「集団虐殺」だと非難した。
AFP・ロイター通信などによると、イスラエル軍はこの日午前、ガザ市の学校の建物を爆撃した。ハマスの統制を受けるガザ地区保健当局は「今回の攻撃で約100人が死亡した」とし「残忍な虐殺」と非難した。アルジャジーラはこの日未明の祈祷時間を迎え、避難民およそ250人が集まっていた学校の祈祷室にイスラエル軍の砲弾が命中し、被害が大きくなったと伝えた。