中国が独占する韓国のロボット掃除機市場、LGもサムスン相次ぎ出撃…「韓国製、AS・セキュリティに競争力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.12 08:46
サムスン電子に続きLGエレクトロニクスも水ぶき掃除機能が含まれたオールインワンロボット掃除機を発売する。LGエレクトロニクスは11日、「LGロボキングAIオールインワン」を15日に発売すると明らかにした。中国企業ロボロックが掌握した韓国のロボット掃除機市場にサムスンとLGが相次いで挑戦状を出し激突が予想される。
LGエレクトロニクスがオールインワンロボット掃除機を発売するのは2003年にこの市場に参入してから21年ぶりだ。これまで韓国企業は臭いと衛生問題の懸念からごみの吸入と水ぶき機能を分離した製品を発売してきた。LGエレクトロニクスの新製品は清掃開始ボタンを押すか予約設定をしておけば、ごみ吸入と水ぶき掃除から洗浄、乾燥まで自動で完了する「オールフリーソリューション」を長所として打ち出した。最適なルートを探してマッピングする人工知能(AI)基盤の自動運転機能も備えた。1万パスカルの吸引力を備えたLGロボキングAIオールインワンは1分当たり180回回転するように水ぶき掃除機能を引き上げた。臭いの問題も改善した。今回の新製品はロボット掃除機分野に特化した能力を持つ中国のロボット企業シルバースターグループと合弁開発生産(JDM)方式で出てきた。