米国の新規失業保険申請件数1.7万件減…「沈滞懸念が緩和」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.09 13:58
米労働省は先週(7月28日~8月3日)の新規失業保険申請件数が23万3000件で、前週(25万件)に比べて1万7000件減ったと8日(現地時間)、明らかにした。これは予想値(24万1000件)を下回った水準だ。2週間以上失業手当を申請した「継続受給件数」は187万5000件で予想値(187万件)を小幅で上回る水準を示した。
今回の指標は米景気低迷の懸念によりグローバル金融市場の変動性が大きくなった中で発表された。今月初めに労働省が発表した7月の雇用統計が市場予想とは異なり、雇用市場が急速に冷え込みつつあるという懸念が大きくなった。非農業部門雇用者数が前月比11万4000人増えて予想値を大きく下回り、失業率が4.3%で上昇を見せながらだ。