「夜になると苦闘」…世界最悪の不眠共和国韓国、80万人が治療を受けた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.08 07:48
◇日中は「デカフェイン」、夜は「寝スマホ・素足ウォーキング」…ぐっすり眠るための行動はさまざま
病院以外でも不眠との格闘は続く。青年層は眠りにつこうと身近なデジタル方式を探す。特に携帯電話をASMR(聴覚によって得られる特定の感覚)のようにつけたままにして眠るいわゆる「キョチャム(寝スマホ)」という用語が広がって久しい。人の寝息を聞いて寝つこうとメッセンジャーアプリ「カカオトーク」のオープンチャットルームなどで匿名の相手を探す場合も少なくない。ここで「キョチャム」「ボイストーク」「不眠症」などを検索すると関連チャットルームが次々と出てくる。3日夜、10人余りのチャットルームに入ると「皆さん、おやすみですか」というメッセージとともに声を聞き合う人々が訪れるボイストークの申請が続いた。会社員は目を覚まそうと、仕事に集中しようとコーヒーが手放せない場合が多い。だが、不眠が心配になって「デカフェイン」アイテムを選ぶ人が急増している。