貸出金利上昇に預金金利下落…韓国政府、家計負債への圧迫で銀行だけ儲かる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.05 11:36
韓国で銀行券の預貸金利差が広がる兆しを見せている。最近基準金利引き下げへの期待感が預金金利には反映されているのに対し、金融当局の家計負債管理圧迫により貸出金利は上がっているためだ。一部では韓国政府による市場介入で銀行だけが儲かるという批判が出ている。
4日の金融圏によると、KB国民銀行は5日から相当数の預金商品で金利を最大0.2%引き下げる。金利連動型商品の金利も最大0.15%低くなる。KB国民銀行は「銀行債など市場金利の下落幅が非常に大きく、預金金利に反映するほかはない状況だ」と説明した。