<パリ五輪>柔道女子の許海実「パリで本当の韓国人になった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.05 09:33
「エッフェル塔の下でオリンピック(五輪)メダルなんて夢のようです」。フランス・パリのシャン・ド・マルス・アリーナで4日(日本時間)に会った在日同胞柔道韓国代表の許海実(ホ・ミミ、22・慶尚北道体育会・世界3位)は大きな笑顔を浮かべた。許海実は先月30日、こちらで開かれた2024パリ五輪柔道女子57キロ級決勝で金メダルに匹敵するほど貴重な銀メダルを首にかけた。許海実がメダルの出口を開き、韓国柔道は21世紀に入ってから最も多い5個のメダル(銀2・銅3)を獲得した。韓国は特に3日の混成団体戦3~4位決定戦でドイツを4-3で破って銅メダルを獲得して有終の美を飾った。
許海実は「個人戦銀メダルの時はメダルを逃した先輩方の目が気になって思う存分喜ぶことができなかった」とし「団体戦で韓国代表チーム全員が授賞台に立つことができて本当に良かった」と話した。続いて「生涯初の五輪でメダル2個(銀・銅)を首にかけることができてとても幸せ」とし「韓国行きを引き止めた父と母、韓国で一緒に運動している妹(許ミオ・20)も『太極マークをつけて本当によくやった』と祝ってくれた」と伝えた。